夏限定の「ねぶた祭り」。その雰囲気をほぼ1年中楽しめる穴場に行ってみた

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「日本のお祭り」と言われて思い浮かぶものはなんですか?私は「ねぶた祭り」が真っ先に思い浮かびます。東北三大祭りの一つとして数えられ、今や世界的にも有名なのではないでしょうか。


そんなねぶた祭りは、毎年8月2日〜7日の6日間開催されているそうです。お祭りの中では期間が長い方かと思いますが、日程の都合を合わせるのはやや難しい時期ですよね。


1年間で6日間しか開催されないねぶた祭り。しかし、雰囲気だけならほぼ1年中楽しめる施設があることはご存知でしょうか。


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それが今回ご紹介する『ねぶたの家ワ・ラッセ』です!JR青森駅から徒歩1分という抜群のアクセス環境。駅チカというだけで「電車の出発まであと数分あるから寄っていくか〜」と訪問のハードルが下がります

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ここはねぶた祭りの博物館で、ねぶた祭りの歴史や制作秘話などはもちろん、最新ねぶた祭りでの優秀賞作品がズラリと展示されています。また、時間によっては『ねぶた囃子の生演奏』『ハネト体験』『囃子体験』などのイベントも行っています。(イベントは開館日の毎日行われているようです!)


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私が訪問した時間帯では、ねぶた囃子の生演奏が行われていました。皆で「ラッセーラー、ラッセーラ!」という掛け声をあげながら作品(ライトアップされたねぶた)を鑑賞していると、まるで本物のねぶた祭りに来たかのような臨場感でた。


通常は8月に屋外で開催されるねぶた祭り。参加者も熱気も相まって心も体もアツいお祭りなのでしょう。これこそが祭りの醍醐味であることは確かす。


しかし体力に自信がない私にとって、真夏に屋外で人口密集地に佇むことはなかなかハードな挑戦になるでしょう。また、ねぶたに近づいて鑑賞する余裕もないかもしれまん。


そんな心配も『ねぶたの家ワ・ラッセ』なら解決できます。空調の効いた室内で快適に過ごしながら、展示品(ねぶた)の中に潜り込むことすらできるほどの至近距離で、時にはベンチに座りながらゆっくり自分のペースで鑑賞できるのですら。


私的には「好きなタイミングで清潔な館内トイレを利用できる」のもおすすめポイントです。お祭り会場はトイレが少なく、行きたいときに行けないことが多いですよね…笑


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日本を代表するお祭り「ねぶた祭り」。その雰囲気をオールシーズン楽しめる場所が、青森駅のすぐ隣にあるのです。もし青森県に旅行する機会があるのなら、ぜひ一度『ねぶたの家ワ・ラッセ』に立ち寄ってみてはいかがでしうか。


ちなみに私はここを訪れたことで「いつか本物のねぶた祭りにも行ってみたい!」と思うようになりました。数年以内に機会を作ってお祭りに参加しようと思います。

ライター:あぐ