アンティークの世界〜イギリス食器デザインの女王・スージー・クーパー〜

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つい先日蚤の市に行った際にスージー・クーパーを発見!

ついつい欲しくなって購入してしまったが、アンティークの世界もまた奥が深い!

残念ながら、ルイヴィトンとかディオールとか言われたら欲しくなる私だが、

一方で年代物にも弱く、時計のボームアンドメルシェなんかはスイスで1830年から途切れず続く、と聞きつけ、つい欲しくなった。

アンティークもデッドストックや窯を閉じていてもう新品は手に入らないという良さがあって、こういう歴史に触れる感覚と希少性に突き動かされる。

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購入したのはスージークーパーのOld Gold Nebula(オールド・ゴールド・ネブラ)というシリーズ。

Neblaは星雲という意味で、同様の色違いのシリーズがあります。渦巻は宇宙に浮かぶ星雲がモチーフとなっていて、非常に神秘的で且つ、いまだ色褪せない斬新さとモダンな印象を与えます。

こちらは1968年のシリーズで1966年にウェッジウッドの傘下に入ったため、裏の印はウェッジウッドの下にスージークーパーと入っています。

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さてスージー・クーパーについて説明しましょう!

本名はスーザン・ヴェラ・クーパーで、1902年にイングランドのミッドランド州西部のストーク=オン=トレントのスタンフィールズの七人兄弟の末っ子として生まれ、およその生涯の多くをこの地で過ごしました。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに入るための足掛かりとして入ったA. E. グレイ社の製陶工場で働くとデザイナーとして、絵描きとしての才能を創業者のアルバート・グレイに高く評価されます。

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1923年にはグロリア・ラスター・レンジ というラスター彩を用いたデザインのシリーズを始めます。

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そこから1980年になるまで経営の独立は維持されました。

その間に1938年に結婚し1男を出産し、1940年にはロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツからロイヤル・デザイナー・フォー・ インダストリーを授与します。

1966年にはウェッジウッドの傘下に入り、80歳になると引退して、マン島(グレートブリテン島アイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央)に移住して1995年に同地で生涯を終えました。

今は亡き英国エリザベス女王もスージークーパーの作品を愛したほど、人気で1979年には大英帝国勲章 (OBE) を授与されています。

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そんな彼女の作品といえば、鮮やかな色彩に大胆で豪華なデザインがあしらわれたものが特徴です。

またロゴもグレイ社、自社、ウェッジウッド時代と様々です。

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ロゴを探すだけでも楽しくなりそうですね!

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