大阪観光に海遊館はいかが?

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今回の内容は大阪にある水族館「海遊館」についてです。約620種、30,000点もの生き物を飼育している巨大な水族館で、最寄り駅「大阪港駅」から徒歩10分という好立地


しかし、大人料金は2,700円〜3,500円(繁忙期)と少し高めです。水族館の料金で3,000円を超えるところはなかなかありません。「本当にそれだけの価値はあるのか?」と疑いながら行ってきましたが、最終的には「これなら納得の価格だ」と大満足しました。


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海遊館の看板生物「ジンベエザメ」はさすがの迫力でした。展示の方法にも工夫があります

海遊館は8階建ての水族館です。このうちの4階から6階までを突き抜ける大きな水槽があり、そこにジンベエザメが居ます。ジンベエザメの巨体の何十倍もある水槽なので、魚たちは悠々と泳いでいました。


階が分かれているからこそ、大きなジンベエザメであっても上からも下からも観察することができます。ちなみに私は下からのアングルが一番好みでした。大きな口がとても可愛らしいですよね

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南極大陸エリアでは、ペンギンたちが暮らしていました。こちらの写真は「コウテイペンギン」の次に大きい種類の「オウサマペンギン」

こちらの展示方法も面白い工夫があります。一部の天井から、かき氷のように雪がチラチラと落ちてくるスポットがあるのです。ペンギンたちは雪が大好きなのか、その真下に集まって雪を浴びて楽しんでいるようでた。

「雪だぁ!」とはしゃぐ声が聞こえてきそうなくらい、顔を上げて羽をパタパタと動かして喜んでいる様子がとっても可愛い。そりゃ多くの人がメロメロになっちゃうわけだ…。

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ペンギンの可愛さに浮気しそうになりましたが、実は私の本命はこちらの「タカアシガニ」です。世界最大級の節足動物で、日本近海の深海に生息していす。


2023年4月時点では、タカアシガニの中でも特に大きな個体が海遊館で飼育されていました!他の個体より倍以上のサイズです。とってもカッコいい!!

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ゴツゴツした身体、長い手脚、ゆっくりとした動き、カッコいいフォルム…そのすべてが私のお気に入りポイントなのですが、友人にはあまり理解されなくて念です


20分以上この水槽に張り付いて観察しました。持っていたミラーレスカメラでたくさん撮影し、充電がなくなるほど夢中になりました。今まで多くの水族館に足を運びましたが、ここまで立派なタカアシガニを見たのは初めです。


入るまでは「高いなぁ」と感じた入館料ですが、出る頃には「この料金で管理は間に合うのかな!?もっと払おうか!?」という気持ちになるほど魅了された海遊館。新大阪駅から電車で30分の距離なので、大阪観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ライター:あぐ